ルバーブが枯れた原因と対策!! 

ハーブ
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順調に育ってきたルバーブ

ルバーブを育てて2年目。2年目から鉢植えから地植えに変え、株は大きく成長しました。
しかし、8月頃から枯れ始めて、すべての葉が枯れてしまいました。
この記事では、枯れた後の間違った対応や、ルバーブが枯れた要因、今後の対応の仕方について記し、ルバーブを育てている方の参考になれば良いと思います。

上手に育ってきた軌跡まではこちらの記事に記していますので、興味があればご覧ください。

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ルバーブが枯れる一か月

8月上旬

枯れだし始めたルバーブ

8月の始め、一部の葉が枯れだしていることに気づきました。
日当たり風通しは良い状態でした。
今になって考えられる要因は、①水はけの悪い環境による根腐れだと考えています。

ルバーブを育てている場所は庭を畑化した場所です。もちろんすべて手作業で畑を作っていますし、もともとの地面の傾斜もあると思います。したがって、水がたまりやすい、水はけの悪い状態でした。

基本的にルバーブは、地植えをしてから肥料を足して、水やりと摘芯だけして、ほとんど放置して育てていました。
今回は連日の雨も続き、水はけが悪い状況で根も腐りやすかったと考えます。

8月中旬

ほとんどの葉が枯れているルバーブ

8月中旬になると、さらに枯れ始めました。この要因は、②肥料と植物活性剤の連続投入による肥料やけだと考えています。肥料やけして、根が腐り始めていたのだと思います。
焦って肥料と植物活性剤をほとんど同じタイミングで投入をしてしまいました。

8月下旬

枯れていく一方のルバーブ

8月中旬から、水はけの悪い環境をさらに悪化させてしまいました。
この要因は③大量の汚水による根腐れです。

庭の畑箇所のすぐ隣に段差を挟んでデッキがあるのですが、大量の水を使いそこで大掃除をしてしまったのです。おそらく、かなりの量の、汚く病原菌も多いであろう水が一段下の畑に流れ、土中に滞留し、根腐れを加速させたと考えます。
枯れた茎の根本をカットし見てみると、白いカビのようなものに侵されていました。

根元に白いカビが生えたルバーブ

対応策

我が家のルバーブを枯らしてしまった原因をまとめると、大きく2つです、
①水はけの悪い環境で育てたこと
②肥料やけによる根腐れです。
③家の構造を理解していなかった

これに対し、対応策として考えるのは下記です。参考になれば幸いです。
①水はけの良い土を作る
②肥料や植物活性剤の用途を守り、併用を避ける
③自宅庭の水の流れを把握する

①水はけの良い土を作る

我が家の庭の構造的に、ルバーブの植えている場所は約50cm切ると、土がかちかちに固くなっていました。その上に肥料を投入していたのですが、固い土は水はけを悪くする原因になっていたと感じています。

従って、土はできるだけ掘るものの、今後はその上に石をひいてから肥料を投入します。
鉢植えの際に鉢底石を敷く要領で、固い土の上に石を引くことで水はけを良くすることができます。

また、ハーブは丈夫なのでほとんどの土地で育ちますが、普通の園芸植物よりも水はけの良い土を好みます。従って、土を排水性の良い土にして、植物が少しでも育てやすい環境を作ります。
下記意識して庭土を作ります。
・バーミキュライトやパーライト、天然の軽石などを混ぜてみる。
・土の酸度を調べ、石灰を与えて弱アルカリ性の土に調整する。

②肥料や植物活性剤の用途を守り、併用を避ける

肥料は植物の大事な栄養源ではありますが、与えなければ、良く育たなかったり、与えすぎれば今回のように根焼けして枯れてしまいます。購入した肥料の用途を守ることから始め、肥料や植物活性剤の併用をやめます。

③自宅庭の水の流れを把握する

自宅を庭に改良して植物・野菜を育てている方は多いかと思います。
ただ、もともと畑にするために庭をつくっているわけではないと思いますので、畑を作った後に水が溜まりやすくなっているのか、周りから水が流れてくる構造になっていないか、確認することが大事かもしれません。
植物を枯らしてしまって後悔しても、後の祭りとなってしまいます。

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