プランター栽培に必要なこと
プランター栽培はお庭や農地で育てるよりはコンパクトで管理がしやすいですし、簡単に始めやすいガーデニングの楽しみ方になると思います。
しかし、甘く見ているといつの間にか元気がなかったり、枯れてしまうこともあります。
この記事では、プランター栽培で必要なことをおさえつつ、枯れてしまう要因や上手く育てるうえでの注意点を記し、プランター栽培をしている方の参考になれば良いと思います。
プランター・土・鉢底石を用意する
プランター栽培を始めるにあたっては、苗木だけでなく、プランターと土、鉢底石によって、十分な養分を与えたり、水はけをよくしたりして植物がうまく育つように工夫することが大切です。
一つプランターを作るのに、金額は2,000円以内でおさまりますので、良いものをそろえることは重要です。
一本くらいの苗木分のプランターであれば、2Lの土と石でも足ります。
(写真は5Lですが、今後も使うことがあろうと考えるため多めのものを購入してます。)
ハーブ・香草専用の元肥・追肥用の土には以下の肥料があります。
鉢底石はアイリスオーヤマさんのものを使用しています。
土・鉢底石を適切な量で入れる
石は2CMほどの高さで底に敷きます。
石が見えなくなるくらいまで土を入れてから、苗を入れます。
隙間を土で埋めます。
その後水を与えます。
プランターが枯れてしまう原因
植物は好きなのに、育てるとなぜか枯らしてしまう、と思う人は多いかもしれません。
私も枯らしてしまう植物に後ろめたい思いを抱きながら、ガーデニングをしております。
ただ、基本的なことが原因で刈れていることが多いように思います。
一つでも参考になれば幸いです。
プランターの水はけの悪い
水はけの悪くなるプランターには気を付ける必要があります。
画像のプランターに関しては、底面に排水用の穴がなくわずかに側面に穴があるだけです。
水はけが悪いと、根が窒息してしまい育ちは悪くなるのです。
水はけの悪くなるプランターにより育ちが悪くなったバジル
下の植物は上記で取り上げた水はけの悪いプランターで栽培した植物です。
上は葉に元気がないバジルです。
苗の購入当初は元気えしたが、プランター栽培に変えたところ元気がなくなりました。
水やりの頻度が適切でない
うっかり繰り返し水やりを忘れて枯れしてしまう人もいれば、心配性で水をあげすぎて根を腐らせがちな人もいるかと思います。適切な水やりの頻度を保つことが大切です。
以下、参考になれば幸いです。
〇水やりの姿勢
水やりは、土の内部が乾いたら、鉢底の穴から流れ出すまで与えるのが良いです。
しおれていたら、即刻水を与えましょう。
〇時間帯
真夏の高温の時間帯は避けたほうが良いです。
鉢の中が熱くなり、根を痛めてしまうからです。
また、真冬の夕方も、夜間に根が凍るので良くないです。
従って、夏と冬は午前中に水をやります。
肥料を適切なタイミングで与えられていない
プランターの植物にとって肥料は大切な栄養源です。
また、プランターは根がはりづらいので栄養も吸収しづらいです。
与えなければ花が咲かなくなったり弱って病気になりやすいし、与えすぎれば根焼けして枯れてしまいます。
最初に元肥を加えてから、成長に合わせて追肥を加えていくとよいです。
ベランダなら、化成肥料の方がにおいが少なくて使いやすいのでおすすめです。
有機肥料は、後から発効して熱をもたないよう、完全発酵のものを少量与えるようにするのがよいです。