ルーとは
初心者が育てやすいハーブ
ルーは寒さや乾燥に強く、病害虫の心配も少ないので育てやすいです。
水やりも、毎日でなく、数日に1回、土がぱさぱさしてきたときにあげるだけで済みました。
あっという間に、「あれ、こんなに育ったの?!」という感じでした。
手間が少なく比較的簡単に育てられるかと思いますが、ルーを育てようと思っている方に少しでも栽培のヒントになっていただけたらなと思います。
属性
【科】ミカン科
【種類】常緑小低木
【和名】ヘンルーダ
【草丈】50~100㎝
地中海沿岸に分布するハーブです。毒性が指摘されて以来、現在は観賞用として使われています。
苗の出回り時期は4~6月、9~10月頃です。
環境条件
ルーは直射日光を好むため、できるだけ日当たりの良い場所に植えます。また、耐寒性があるため、春から秋にかけては屋外で栽培できますが、寒さが厳しい地域では冬には室内に移す必要があります。
土壌
ルーは、排水性のよい肥沃な土壌を好みます。土壌が湿っていると根腐れの原因となるので、水はけの良い土を使用し、水やりの際も過剰に与えないように注意してください。
肥料
ルーは、成長が早いため、生育期には月に一度程度の頻度で液体肥料を与えると良いです。
剪定
ルーは、芽吹き始める前の早春に、古い茎を切り戻すことで、新しい芽を促進することができます。また、成長が旺盛なため、剪定を行うことで、植物をコンパクトに保ちます。
2021.9 購入~鉢替え
ポッドに植えられているルーを購入しました。
鉢替えが成長を加速させた!
水やりを適宜行ったり、日なたに意識して置いたりしていましたが、
大きくなるきっかけになったのは、鉢を大きくしたことでした。
2021.12 冬越しのルー
葉の変色を確認
冬になると葉の色が黄色くなりますが、時期的に冬なので、そのようになります。
感覚としては、10~11月で葉の色が変わり始めたなという印象です。
基本的には、室内においています。
土の乾燥が見られない限り水はあげないようにして、後は観察します。
2022.4
葉の色が緑に変色
4月下旬頃になると、葉の色は緑色に変わって、葉が生える量も増えてきます。
鉢も小さいし、もっと大きく育ってほしいため地植えに切り替えました。
2022.5
生長の加速を確認
5月上旬になり、葉が生い茂ってきました。
気温も上がってきて、生育が盛んな時期になってきたようです。
2022.7
地植えで株が大きくなった!
7月下旬になると、茂りは深みを増してきました。
1ヶ月ほど様子をみることができず、開花をみるタイミングを逃してしまったでしょうか。。。
日当りは良好で、降雨のみで水やりをしていたのですが(というか放置)、元気に育ちました。
ねらい通り地植えによる根の成長も影響している!?
2022.8
生長の加速を確認
8月上旬になるとボリュームが増えたような気がします。葉の数も増え、株も大きくなっています。日光と降雨で乗り切ることができました。
2023.03
地植えをしてからはほとんど何もしていませんが、「低木感」が感じられます。
前回の冬は室内で管理をしていましたが、今回は地植えをして初めての冬。一般的に低温に強い植物ですが、東北の冬を越え、上手く咲いてくれるのか観察を続けていきます。
2023.04①
切り戻し剪定でコンパクトに
色々な植物が少しづつ芽ぶき始めたころ、切り戻し剪定を行いました。
休眠期から目覚める前に切り戻し剪定をおこなうことで、枝の成長を促します。
とくに成長期前に切り戻し剪定をしておくと、そこから新たな枝を伸ばすことができるのです。
2023.04②
切り戻し剪定の成功
前回から2週間程度の間で、緑が一気に増えました。
切り戻し剪定のタイミングも良かったです。切り戻したところからうまく葉がはえてきてくれました!!
育てるときの注意点
木化する
水やりと日なたに置いてあげることである程度生育は進みました。
鉢替えをしてあげると成長は加速しますが、大株になると根元が木化してきます。
最初木の幹みたいになったルーを見た時は枯れてしまったのかなと思ったのですが、ルーは低木の一種なので、植物の性質なので問題はないです。
手入れの際は手袋も
ルーは有毒成分であるアルカロイドを含んでいますので、手入れするときは手袋をして対策を怠らずにした方が良いです。