メキシカンスイートハーブ 栽培方法 

ハーブ
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メキシカンスイートハーブ

【科】クマツヅラ科
【種類】多年草

ツタ状に這って育ち、各節から愛らしい白花を咲かせます。
葉や花を噛むと驚くほどの強い甘味があります。この甘味成分は糖類ではなくHernandulcinという物質で、ショ糖の1000倍も甘いといわれています。

自分が育ててみて感じた育て方のポイントを共有して、
これから メキシカンスイートハーブ を育てようと思っている方に
少しでも栽培のヒントになっていただけたらなと思っています。

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育て方・利用法

鉢はハンギングバスケットや吊り鉢を推奨

長く伸びる茎が地面を這うように広がり、地面に触れた節から根を出します。グランドカバーとして使われますが、繁殖力が強いので地植えするとかなりの勢いで広がります。他の植物が近くにあったら枯らしてしまう可能性もあるので注意は必要です。

ハンギングバスケットや吊り鉢仕立てにすると、垂れ下がるように育ちます。花もきれいです。
込み入った部分は、株元から茎を切って間引き剪定をしてあげるとより育ちやすくなります。
※間引き選定とは・・・密生して込んでいる枝、勢いのない枝、病害虫の被害が出た枝など、不要な枝を取り除く作業。付け根から切り取る。

日当たりの良い場所で管理

生命力が強いので、あまり夏は手間がかかりません。
日の当たる場所を好むので、日当たり良好の場所に置くことが重要になります。
冬は、気温が下がると葉は赤くつきます。葉の色に変化が現れたタイミングで室内に取り込んであげましょう。

水やりは土の表面がやや乾いたら十分に与える。
気温が低い時期は水を控えめにし、土の表面が乾いてきたら与えるようにします。

冬超しのメキシカンスイートハーブ

秋冬になると葉はほとんど落ち、つぼみだけの状態になります。お住みの地域の気候、温度によっても変わってくるかとは思いますが9月ぐらいから葉は抜け始めてきた印象があります。
ただ、枝はひょろひょろになりながらもなんとか自立しています。
耐寒性がない植物なので、室内の日当りの良い場所に置いて観察しています。

もうこれ以上育たない状態

つぼみや葉に青々しい部分があれば、そこからさらに茎や葉をのばすことがあるそうです。
しかし、上記写真のように完全に木質化している場合、これ以上育つことはありません。
枝を切ってみて、切った面が青々しくなければこれ以上育たないと判断しても良いポイントです。

私の場合冬は室内に置いていましたが、気づいたら木質化しており手遅れでした。。。
原因は2つ考えています。
・室内とはいえ、玄関先での管理だったこと
・日々の観察不足

耐寒性がない植物ですが、
具体的に何度くらいが適しているのか、商品表示のカードには書いていなかったりします。
従って、定期的に観察をして、木質化が進行しているのなと感じたら、より暖かい空間に移してあげることが大切です。

メキシカンスイートハーブを育ててみて

ほとんど手間がかからず生育を楽しむことができるので、初心者におすすめしたいなと思います。
手のかかるところは、育ちすぎて葉が込み入ったときに、間引き剪定をしてあげることかなと思います。

生育をして枯らしてしまったことを経験して、個人的に重要だと思ったのは「気温」です。
植物が育ちやすい気温を理解して、自分の身の回りでどこが一番育てるのに適している場所か、
探すのは植物を枯らさないためのポイントして改めて勉強になりました。


参考:『はじめてのハーブ 手入れと育て方』

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