いつの間にか芝生が刈れていた。。。
芝生を植えたは良いものの、いつの間にか枯れていてどう対応したらよいか分からない時がだれしもあるかと思います。
私も下写真のように、芝生が刈れているのを発見しました。(「【簡単手順】芝生の植え方」という記事で芝生を植えた当初の緑緑しい風景が確認できます。)
今回の記事では、葉腐れ病になった芝生に対してのケアの仕方について記しています。
葉腐れ病の原因
葉腐れ病とは、芝生の病気のことで、芝生のあちこちにはげたような部分ができます。
おもに寒地型芝生で発生しやすく、梅雨時期から秋にかけて発生します。
私の庭では秋ごろに発生しました。
芝生も雨や風で運ばれた菌が付着し枯らしてしまうのです。
対策
殺菌剤と展着剤を使用します。
殺菌剤は「オーソサイド水和剤80」がおすすめです。
世界で広く長く使用されている総合殺菌剤です。果樹、野菜、花き類を始めとした多くの作物の広範囲の病害に安定した予防効果を示します。
生育期散布のほか、種子消毒、幼苗期の土壌灌注などにより、腐敗病や苗立枯病などの土壌病害にも優れた効果を発揮します。
展着剤は「ダイン」がおすすめです。
展着剤は散布薬剤を虫や葉につきやすくする薬剤。
散布した薬剤が植物や病害虫にむらなく付着するので薬剤の効果が高まり、雨露による流亡も軽減します。
殺菌剤と展着剤の使い方
①規定の用量を添付の説明書通りに守ります。
類白色水和性粉末を希釈して散布材を作ります。
私はじょうろの中で散布材を作りました。
②展着剤を散布材に添加します。
展着剤の薬量は1Lで0.1-0.3mlですので、どうやって適量を添加すればいいか分からなくなります。
割りばしのような棒を展着剤につけ、1滴で1Lくらいの感覚でよいのかなと思っています。
③枯れ箇所を見つけたらすぐに散布することを忘れない
枯れている芝を発見したら、菌が付着しているということです。
従って、すぐに散布をして菌が広がらないようにすることが大切です。
④秋シーズンに散布してもすぐに効果はでない。
次に新しい葉が出てくるまでは効果があるかどうか分からないです。
秋シーズンに散布したら、春シーズンに再度葉の状態を確認します。
(肥料をあげると育ちも良くなります)
③は常に意識してできるだけ菌がつかないようにする工夫が大切になります。
秋~冬の様子
秋から冬にかけて草の色が茶色になることがあります。
これは葉腐れ病ではなく、紅葉している状態になります。
変な色になって焦りますが、時期や葉の色を確認し、勘違いを防ぐことができます。
春の様子
4月の芝生です。
ほんの少し緑が増えていますが、秋に散布した効果は出ているのか、微妙なところです。
枯れた状態が長いようであれば、再度散布してみたいと思います。
5月の芝生です。
緑が復活してきていますが、完全に緑になったわけではありません。
8月の芝生です。
微妙に枯れているところもありますが、全体的には緑色の面が多く見えています。